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白山の親谷の湯につかりにいったことや韓国旅行での出来事など、色々と書きたいことがあるが、今日のテーマはこれ。敬体で書きます。

新型肺炎

最近最も大きな心配事といえば、新型肺炎。パンデミック(ウイルスの感染爆発)はもう取り返しのつかない段階まで広がっているかもしれません。すでに石川でも5人の感染が確認されています。私たち一人一人が徹底して予防するしか対策はできません。そこで最近ニュースになるのは‘マスクの品切れ’です。皆さんは十分にマスク買えていますか?私は一枚も持っていません。…買おうと思ったこともありません。なぜか?

これほど勢いのあるコロナウイルスをマスクで防げるのか確信できず、探し回る気にならないからです。これはみなさんも気になっているのではないでしょうか?本気で対策するなら、まずは相手を知るところからです。なので今日はコロナウイルスについて私が調べたことをここに書きまとめて、皆さんにもコロナウイルスの予防について知識を増やしてほしいと思います。

まず今回の新型コロナウイルスは、実は令和が始まったときには既に存在が確認されていました。コロナウイルスはごくありふれたウイルスで、七種類あります。一つは現在流行っている(SARS-CoV2)、二つは過去にSARSとMARSを引き起こした。残りの四つはヒトがしょっちゅうひいている風邪の原因のおよそ15%を占めているといわれています。感染経路も風邪とそっくりで、飛沫感染と接触感染(エレベーターのボタンやドアノブetc.)です。空気感染は現在確認されていません。人の込み入った場所ではマスクで飛沫の飛翔を防ぎ、公共施設での接触を避けることが主な予防と考えられます。

では次にマスクの種類別の効果です。最初に粒子の大きさについて紹介しておきます。

花粉(30μm)>人の細胞(10μm)>飛沫(3~5μm)>PM2.5(~2.5μm)>細菌(1μm)>コロナウイルス(0.1μm)

市販のマスクのほとんどはガーゼマスク、不織布マスク、サージカルマスクのいずれかに分類されます。ガーゼマスクはガーゼを約17枚重ね合わせて作られており、重ねたところでガーゼはガーゼなのであまり小さな粒子は防げません。不織布マスクは薄い不織布の中にフィルターがはいっており、このフィルターは0.1μmまでの粒子を99%防いでくれます。サージカルマスクは、医療現場で必ず使用されているマスクで、実は内側から外側へのウイルスの移動を防ぐ目的で作られているため、羅患者からの拡散防止という点で本領を発揮します。またN95マスクというものがあり、動力学的質量径0.3μmつまり数量中位径(実際の大きさ)0.075μmの粒子を95%以上遮断します。簡単に言うと1枚で300円もするすごいマスクです。

まとめると、予防には不織布マスクを使い、うつされたなと思ったらサージカルマスクを使うというのが飛沫感染による感染拡大を防ぐ最も有効な方法です。もちろんマスクはしっかりと密着させないと意味がありませんので、不織布マスクをつけるだけで安心してはいけません。

 

 

余談

先日ある友人がこんなことを言っていた。

「コロナウイルスって中国からなんやろ?中国って日本の邪魔ばっかりするよな。」

正直ショックを受けた。彼がどこまで知っていてそう言うのか真意は分からないが、今一番苦しいのは間違いなく中国。現在死者は2700人を超え、感染者は8万人に上る。そもそもコロナウイルスは定期的に進化し猛威を振るうもので、今回は中国であったが、次は日本かもしれない。このような危機的状況を分裂の材料にするのではなく、どうにかして距離を縮めるきっかけにすることができないか。政府は自国の対策で手一杯のようだが、中国との国交に限らず、こういう時こそお互いの国への配慮が必要であり、今回は感染の拡大を抑え込むカギになると私は考えている。

 

 

今日家に帰ってきてから、久しぶりに頭痛がひどい…なんだこれ……

 

 

……マスク買っておけばよかったなぁ。

 

 

 

‘今日の一言アドバイス’

「不織布マスク!コレ!絶対!」

 

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矢ヶ部 竜大
矢ヶ部 竜大

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