D-Kは何かの表現やシミュレーションではない。
あなたが見た一瞬に生成される不連続なデータであり、いっさいはあなたの中で心の働きが作り出した、あなた自身の鏡である。
木々が大きくなるのを見ることが出来ないように、D-Kは変化しない。それらはあなたが見た、あなたが感じた一 瞬にのみ存在しているからである。変化を捉えるということは、あなた自身の間を捉えることに他ならない。それは、我々が忘れていた、生命の本質、生命への力に気付くことを意味している。あなたがD-Kを観ているとき、あなたも、その場にいる人々も、場を形作る要素としてその場に溶け込んでいくだろう。
その時、自然と人間はひとつになる。
長谷川章 digitalkakejiku -Concept- より